8月3日、TOKYOサステナブルツーリズム(TST)事業の一環として、奥多摩町で企業向け研修プログラムの実地検証をしました。

会場となったグランデックス奥多摩ベースに地域事業者が集まり、自然体験を企業研修としてどのように提供できるか、実際のプログラムを体験しながら検証を行いました。

テーマは、「奥多摩の自然で見つける『共感力』~顧客目線とリスクアセスメント研修~」です。参加者でチームを編成し、お互いへのヒアリングを通じて相手の価値観や期待を理解することから始めました。

その後、装備の確認や安全管理についての説明を受け、フィールドへ移動。車内では、相手チームがどのような体験を求めているかを考えながら、役割分担やプログラム設計について話し合いました。

沢ではキャニオニング体験を行い、自然環境の中での判断やチームでの協力を実践しました。体験後は、参加者自身が相手チームへ提供する体験プログラムを企画。自然の状況や参加者の安全面を考慮しながらアイデアを出し、ガイドによる確認や試行を重ね、内容を改善していきました。

参加した事業者からは、「キャニオニングそのものだけでなく、ガイドが参加者の挑戦を支え、励ましながら安全に導く過程に大きな学びがある」といった声が聞かれました。また、参加者が少し勇気を出して課題を乗り越えたり、仲間を応援しながら進んでいく姿から、自己課題解決やチームビルディングにつながる研修としての可能性を感じたという意見もありました。

自然という予測不可能な環境の中で、相手が何を求めているのかを考える力、リスクを予測し安全を確保する力、チームで価値をつくり出す力。今回の実地検証では、これらが日常の仕事や顧客へのサービス提供にも通じる重要な学びになることを確認しました。

今回得られた意見を反映しながら、奥多摩の自然と地域事業者の専門性を生かした、企業向け研修プログラムとして内容をさらに磨き上げていきます。