3月19日、青梅市のS&Dたまぐーセンターにて、TOKYOサステナブルツーリズム事業のキックオフ交流会を開催しました。
当日は、西多摩地域の観光・アウトドア・一次産業・宿泊・飲食などの地域事業者の皆さまに加え、企業研修の導入に関心を持つ企業の皆さまにもご参加いただき、本事業の趣旨を共有するとともに、この地域ならではの研修プログラムの可能性について意見交換を行いました。
本交流会は、今年度の取り組みを振り返ると同時に、次年度へ向けて地域と企業が連携し、新しい学びの場をつくっていくためのスタートとなる機会として実施しました。
■事業の趣旨説明・調査報告
はじめに、事務局より本事業の目的と方向性について説明を行いました。本事業では、西多摩地域の自然や地域資源を活かし、企業の人材育成やチームビルディングにつながる体験型研修プログラムを構築するとともに、環境配慮と地域経済が循環する仕組みづくりを目指しています。
続いて、多摩大学 経営情報学部 教授 松本 祐一氏より、山間部の観光関連事業者に行った実態調査アンケートと、企業研修ニーズに関する調査結果が報告されました。
企業側では、単なるレクリエーションではなく、チームビルディングやリーダーシップ、ウェルビーイング、SDGsなどをテーマにした体験型研修への関心が高まっていることが紹介され、本地域の自然環境を活用した研修プログラムへの期待が示されました。

■研修事例発表
続いて、株式会社アソベンチャーライフジャパン代表 高山昌紀氏より、自然体験を活用した企業研修の事例が紹介されました。
アウトドアをフィールドにした研修では、参加者同士の関係性が変化しやすく、日常の職場では得られない気づきが生まれること、また自然環境の中での学びがチームビルディングや主体性の向上につながることなど、実践的な内容が共有されました。
西多摩地域においても、地域資源を活かした研修プログラムの可能性が大きいことが改めて確認されました。

■パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、
の皆さまにご参加いただき、ファシリテーターに多摩大学 松本氏を迎え、地域の現場から見た企業研修の可能性や課題について意見交換を行いました。
地域で活動する事業者にとっては新しい分野への挑戦となる一方で、企業側にとっても地域のリアルな現場に触れることは大きな学びとなる可能性があり、双方が対話を重ねながらプログラムをつくっていくことの重要性が共有されました。

■グループワーク・意見交換
後半では、参加者同士でグループに分かれ、
- 西多摩ならではの研修とは何か
- 地域事業者ができることは何か
- 企業が求めていることは何か
をテーマに意見交換を行いました。
業種や立場の異なる参加者同士が率直に話し合うことで、新しいアイデアや可能性が生まれ、地域と企業が共につくる研修プログラムの方向性が少しずつ見えてきました。


■交流会
交流会では、地域事業者と企業、教育関係者が自由に意見を交わし、今後の連携につながる交流の場となりました。
今回のキックオフをきっかけに、西多摩地域の自然や暮らしを活かした新しい研修プログラムづくりが、少しずつ動き始めています。
■次年度に向けて
本事業では今後、
- LNTインストラクター講座の継続開催
- 参画事業者の育成
- 企業向け研修プログラムの開発
- 地域内での環境教育の普及
を進めていく予定です。
企業研修で得られた収益の一部を人材育成や環境保全に活用し、地域の中で学びと仕事が循環する仕組みづくりを目指します。
■共につくるサステナブルツーリズム
本事業では、西多摩の観光・アウトドア・一次産業・飲食・宿泊など、さまざまな分野の事業者の皆さまと共に、企業向け研修プログラムの構築を進めていきます。
学ぶ人が増えるほど、地域が育つ。
関わる企業が増えるほど、自然とまちが守られる。
東京・西多摩から始まる、新しいサステナブルツーリズムに、ぜひご参加ください。